外貨MMFは初心者の味方

外貨MMFで気をつけなくてはいけないこと

外貨MMFでは、それぞれの投資先で資産が運用され、その成果に応じ、投資家が利子を含めて分配され、利益を得られる仕組みになっています。これは、他のファンドとも同じ仕組みです。ただし、投資先が運用した得られた利益を、結果に応じて投資家へ分配するため、当初から利回りが約束されているわけではありません。

外貨MMF購入の選択にあたっては、それぞれの商品で過去の運用実績を踏まえ、年あたりに換算した利回りの予測が公表されています。投資時にはこの数値を参考にすることで、ある程度得られる利益を見込むことができます。ただし、あくまで投資商品ですから、その利益がどうなるかは不透明です。

外貨MMFの利回りは、MMFを運用する会社によって当然差がありますが、金融機関が主に扱っている外貨預金に比べると、高めの設定になっていることが多いです。そのため欲張って大金をつぎ込んでしまうことが多いのですが、怖いのは為替の変動です。為替が円安になってくると当然買っていた外貨等を換金し、購入時よりも多く日本円を手に入れることで、差益を得ることができますが、為替の変動次第によっては、その逆もありえます。

ただし、外貨MMFの場合、商品に期限や満期の設定がありませんから、為替相場が落ち着いて有利になるまでは外貨を換金せずに保有し、換金時を待つという戦略も可能です。しかし、いつまで待っても希望の利回りになるということは保証されていません。投資金により利益を見込んだ資産計画などが立てにくいのも外貨MMFのデメリットといえます。

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